2020年05月11日
お母さんの心強い味方! こども保健課&こども発達センター取材レポ②
悩んでいるときは、つい視野が狭くなりがちだけど、
少し顔を上げてみれば、助けてくれる場所は必ずあります。
みなさん、こんにちは!
パパママレポーターの おおはし です。
今日の記事は、こども保健課さんの取材レポの続きです
①はこちら → ☆
Q5. 1歳半健診などの時に、もし発達の遅れがあると言われた場合、その後どのような手順を踏んでいくのか
を教えてください。
例えば言葉やコミュニケーションの遅れの兆候は、1歳半健診の時にわかる事が多いです。
経過観察をして、2歳ごろに乳幼児健診事後相談をしたのち、必要だと判断した子には、親子遊びなどを通して発達を促すことのできる、事後教室を紹介します(2歳3ヶ月ごろから2歳半くらいまで)。
2歳半以降も何か心配な事がある場合は、こども発達センターを紹介させていただきます。
また運動発達や身体面については、小児科医が経過を診ていく事が多いですが、こども保健課では生活全般を含めてアドバイスします。
例えば、「1人歩きがゆっくり」というお子さんの場合です。
こども保健課に小児科医から連絡が入ったら、自宅でできる運動発達を促す遊び方など、
生活面で改善できる事があるかを一緒に考えさせていただきます。
また、言葉が出ないというご相談の場合は、耳のきこえに心配のある可能性があるので、耳鼻科をご紹介することもあります。
相談したいことがあれば、ぜひ健診表に書いてくださいね!
必死にメモメモ
Q6.発達が心配になった時の相談や、障害児の子育てについての相談をしてもいいですか?
身体面、精神面ともに可能です。
こども保健課では、障害を抱えているお子さんがご自宅で日常生活をスムーズに送れるように、
生活の工夫や福祉サービスの利用、兄弟のケアはどうするかなど家でどう生活をしていくかを一緒に考えていきます。
言語訓練等が必要な場合は、こども発達センターをご紹介します。
Q7. ホームページで思春期相談も受け付けていると書いてありましたが、
何歳くらいの子どもまで相談してもいいですか?(15歳以上は、ココエール(こども若者総合相談支援センター)で相談した方がいいですか?)
18歳まで相談をお受けします。
相談内容と年齢によって、ココエール(こども若者総合相談支援センター)や、虹の子相談室、こども発達センターなどを紹介します。
取材の間、他の職員さんが子どもたちと遊んでくださり、とても助かりました!
と、こんな感じで質問は終わりです。
取材中、職員さんが我が子たちを気にかけてくれたり、優しく声をかけてくださったり、
こんなに居心地のいい場所をこれまで頼って来なかったことを本当に悔やみました
居心地よすぎてもっと居たかった。。
山本さんのこんな温かい言葉が胸に沁みました。
「悩んでいるときは、頭の中がごちゃごちゃになっているので、
お話をする中で一緒に整理をしていけたらと思います。
すべての問題が解決するとは限らないけど、私たちと話すことで安心していただけると思います」
わかりました!!
これからは悩みすぎてパンクする前に、相談に来るのでよろしくお願いします!!
最後に。
こども保健課では「保健」を担当、こども発達センターは「医療」を担当しています。
と山本さんがお話ししてくださったのですが、「保健って何だ??」と思い、
帰宅してから辞書を引いてみました。
保健とは、健康を守り、保つこと
医療とは、医術によって治療すること
とありました。
こども保健課さんとこども発達センターさんは、
それぞれの役割を持ったうえで、しっかりと連携を取り、
育児において悩んでいる人たちを、まさに心身ともに支えてくださる場所なんだと思いました。
次回は、こども発達センターさんを訪ねます!!
続く→③
レッツゴー
(※この内容は1月31日現在のお話です)