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2022年09月03日

「おむつのサブスク」豊橋市で実証実験開始! 実際に使ってみた感想は?

こんにちは!5歳年中児・3歳年少児・最近1歳になった0歳児クラス所属児の3人の子育てに日々疲弊しているママワーカーのむらいまさこです。

子育てワーカーは保育園の準備にも疲弊する現実



疲弊する原因は凄くたくさんあるわけですが、そのうちの一つが「保育園の登園準備」。
子どもがいないときは全くわからなかったのですが、保育園の登園準備で何が一番大変かって、あらゆるものに名前を書くことなんです。

あらゆるもの、というものは当然消耗品も含みます。

例えば汚れものや洗濯物を入れるためのビニール袋。
1日1枚は必ず使う上、スタンプだとインクやビニール袋の材質によっては剝げてしまうため、油性マジックで手書きすることが必要なときも。

そしておむつ。0歳児クラスともなると1日に3~5枚は消費するのです。
ビニール袋にしてもおむつにしても、月末に2パックほどまとめて無の心でひたすら名前書き・スタンプ押し作業をするのですが、仕事が立て込んでいたり、子どもや自分の体調が悪くずっと抱っこしながらになるとこれが相当なストレスに……。

たかが名前つけ、されど名前つけ。
もうおむつもビニール袋も上乗せして請求してくれていいから園で統一で準備してくれないもんか?
それなら先生方も忙しいときに「このおむつ〇〇ちゃんのだった!」とか、「この袋★★くんのだから入れ間違えてる!」ということもなく、保育に専念していただけるのでは?
一保護者としては、そんなふうにも思いながら、月末の残業で疲れた脳に鞭うっておむつにスタンプしまくるのでした。

が!!
なんと現在、豊橋市内の公立園では試験的に「おむつのサブスク」が始まっているのです~!!!


愛知県内初!おむつのサブスクの実証実験がスタート!



「おむつのサブスク」は、園と保護者・サービス事業者が契約を結び、紙おむつとおしりふきを直接園にサービス事業者が届けてくれるという定額課金(サブスクリプション)サービスです。

要するに保護者は月額決まったお金を払えば、保育園内で使うおむつとおしりふきを用意せずに済むのです。

このサービスの導入実験が、2022年9月及び10月の2か月間、試験的に市立の津田、新吉、牛川東、くるみの4保育園と、こじか認定こども園の計5園で始まっています。

リリース詳細はぜひこちらをご覧ください。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000038762.html

地元・東日新聞の取材記事はこちらです https://www.tonichi.net/news/index.php?id=96310


おむつのサブスク使ってみてわかる3つのメリット



私の子どもの通う園も対象になっており、1か月前に実験開始の案内と利用希望を聞かれたときは即申し込みました。もう、帰りの車降りてすぐ申し込みました。
だって正直、保護者にとってメリットしかないと思ったからです。

メリットの1つ目は、もちろん名前を書き、足りていない分のおむつを補充し、という手間が格段に減ることです。
さらに、2つ目のメリットは、家におむつをおくスペースが減ること。
我が家はおむつユーザーが2人いるので、いつも箱買いしているために結構おむつで場所をとっていたのですが、土日と朝夕使う分だけと考えると相当スペースの節約につながりそうです。

そして最大のメリットは、この準備の時間を子どもに使うことができることです。

保育園に迎えに行って、すぐご飯作って食べさせて片づけてお風呂入れて明日の登園準備して寝かしつけて、……と、帰宅後が戦争状態になるのはきっと我が家だけではないはずです。
この時間のせわしなさの中で、名前を書いて入れる、という1ステップを省けるだけでも、ちょっと気持ちの余裕ができるのです。

実際、スタンプ台で遊びたがる0歳を体を滑り込ませてカバーしながらおむつに高速でスタンプ記名しまくるのって結構ストレスなんですよね。子どもも構ってほしいし、私も構ってあげたいけど、いやでもこれ明日使う奴だし今やんないといけないのよー!という悲鳴にも似た思いがあるだけに、この手間が抜けるのが本当にありがたいです。

「ママ聞いてる?」と聞かれたときに、「聞いてるよ」と体ごと向き合ってあげられる時間がちょっと増える。
あるいは、5分でも早くベッドに連れていける。
これが最大のメリットだと思います。

ちなみに、実証実験期間中はおむつのサブスクが市の負担で行われるため無料ですが、実際にサービスが導入されると保護者の負担は月額2~3千円程度の利用料になるようです。
なお、おむつのサイズは一般的なサイズは用意されていますが、メーカーは限定されています(今私の子の通っている園ではマミーポコ1択)。

ともあれ、1人のワーママとしてはこの実証実験本当に嬉しく大歓迎です!
是非多くの働く親御さんたちがこのサービスを知って、少しでも子どもと過ごせる時間を増やしていけるといいなと思います。


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Posted by とよはしパパママレポーター at 14:00 │行政・知識子育て体験談むらいまさこ